うっかりやらかしてQNAP NASのファームウェアが入ったFlashを焼き払っちゃった。
結論
- ほぼ公式ガイドどおりでいける。
- Damn Small LinuxじゃなくてCore OSを使おう。
- cpじゃなくてcat+redirectで書く。
そもそも昔みたいにファームウェアは普通のコマンドで書けないところにあるものと思ってたら、普通に/dev
以下に居たらしく、油断したのが始まり。何をしようとしてたのかは置いておいて。
さて、復旧用にどうやらFull Imageが配布されていて、Flashにそのまま書けばいいらしい。
「文鎮化」一歩手前のような壊れ方でも、公式にきちんと復旧用情報があってすばらしい。
http://wiki.qnap.com/wiki/Firmware_Recovery
しかしガイドで勧められている”Damn Small Linux”をUSB Stickに焼いたところ、起動にやたらと時間がかかった挙句、X Windowの立ち上げでブラックアウトしたままとなって失敗。
そもそもコマンド数個のためにX Windowの入ったDistroを勧めるのが間違ってる気がするので、Core OSに切り替える。
こいつはイメージ(10MB!)を拾ってきて、Unetbootinで焼けばいい。
あとはCore OSを起動して焼くだけ……なんだけど、ここでガイドに書かれている通りcp
を使ってコピーしてもうまくいかなかった。直後はfdisk
でちゃんと書き込んだパーティションテーブルは見えるし、hexdump
で中身も見える。けど、再起動するときれいさっぱり居なくなっている。
最終的にはきちんと確認せずに復旧させちゃったけど、なぜかcat image > /dev/sda
のようにするとうまくいく模様。
cp
と何が違うんだろうね?