りんけーじ - blog

ℹ️本記事は古いコンテンツを変換して表示しています。

表示が崩れたり、リンクが正しくない可能性があります。ご了承ください。

2021/07/17 17:07 : 起動用zpoolでzpool removeしてはいけない

死ぬので。(@FreeBSD 13.0-RELEASE, 2021/07/13時点)

そもそも何故zpool removeしたのか

まずディスクを交換したかった。大体の場合は、mirrorを作って古いディスクを外せばいい。(zpool attach + zpool remove)ただ今回はboot領域にうっかりでっかいディスクを使ってしまっていて、SSDに交換しようとしたら容量が足りなかった。

調べたところ、最近のzpoolはzpool addしたあとremoveできて、これを使うと、poolのshrinkができる。てきとーにやってみたら、簡単にできてしまった。(ぎりぎりに縮小することはできなくて、ものすごく余裕を持たせる必要はあったが)

感心&安心していた。数日後にrebootするまでは。

panicする

停電etc.でrebootすることもあるが、そのときに(今回みたいな)障害に遭いたくない。というわけで時間があるときにやる。rebootしたら、こんなpanicが出てrebootループに入ってしまった。

余談1: その前にbootcodeの書き替え忘れもあった。余談2: rebootが早すぎて読めなかったので、iPhoneで動画撮影して見る羽目になった。

Root mount waiting for: usbus0
uhub2: 4 ports with 4 removable, self powered
panic: VERIFY(nvlist_lookup_uint64(configs[i], ZPOOL_CONFIG_POOL_TXG, &txg) == 0) failed

困る

ZFS絡みなのが分かったので、すぐに別のマシンに繋いでテストしたりしたが、まったく問題が見つからない。zpool importは正常だし、zpool scrubしても何も出ない。

解決

実は大分前に、ZIL(log)を取り外したときに同じ現象だったことを(奇跡的に)思い出した。このときにどうしたかは思い出せなかったが、つまりpoolが悪い。どうするかは簡単で、zfs sendしてzfs receiveすればいい。

boot用なので5GB程度しかなく、すぐに復旧できた。

余談3: cat ... | zfs receiveは遅い。dd if=... bs=262144 | zfs receiveがいい。